海抜0m地域を浸水から守る!山の下閘門ってどんなとこ?

ダム探訪

今回は新潟県新潟市にある山の下閘門(やまのしたこうもん)を訪問しました。

訪問日:2022年12月10日

基本情報(閘門データ)

  • 名称    :山の下閘門(やまのしたこうもん)
  • 所在地   :新潟県 新潟市 東区
  • 河川名   :信濃川水系 通船川、栗ノ木川
  • 閘門形式  :セクターゲート×4門 純径間14m 扉高6.9m、5.8m
  • 排水能力  :7.2㎥/s×3台 30㎥/s×1台
  • 着工/完成年 :1964/1967年
  • 管理者   :新潟県

山の下閘門の特徴

まず「閘門」とは水位の異なる河川、運河、水路にて船を通行させるためにエレベーターのように水位を上下に変化させる施設の中を水閘と呼び、この水閘を区画するための仕切りの部分を閘門といいます。

山の下閘門は東新潟地域が海抜0メートル地帯が広がるためこの地域を流れる通船川も海抜0メートル以下に保つための重要な設備です。通船川よりも2メートル高い信濃川との船舶移動のために設置されている。

アクセス

主要道路からの距離道路の荒れ具合訪問難易度
国道113号から1.3km整備されている★1/5

山の下閘門は新潟市街地から数kmの場所にあり非常にアクセスの容易な立地に存在します。万代シティ、朱鷺メッセなどの新潟市中心部から国道113号線を北東へ向かい、焼島潟を回り込んで左岸側から見学できます。

訪問レポート

新潟観光に来た機会で今回尋ねることにしました。新潟の街の中にありすぐに到着することができましたが、国道113号線に一方通行区間があったり焼島潟沿いに入る道が少しわかりずらいと感じました。閘門ということで普段訪問することが多いダムとは違い山間ではなく平野部の河口に近い場所にあります。実際の水閘の部分は立ち入りができなかったため焼鳥潟から水閘をすこし離れた場所から見学しました。

【海側】分かりづらいが茶色の建物(管理棟)の奥に閘門がある。

【山側】正面のライム色の場所が閘門

【吐出ゲート】管理棟裏で発見

ダムカード配布情報

山の下閘門では施設カード(閘門)を配布している 

※最新の配布状況は公式ホームページから確認してください。

配布場所:山の下閘門排水機場 管理棟

配布時間:8:30~17:00 土日祝年末年始含む

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