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静かに登山客を送り出すダム。黒又川第一ダムってどんなとこ? | やはたブログ

静かに登山客を送り出すダム。黒又川第一ダムってどんなとこ?

ダム探訪

今回は新潟県南魚沼市にある黒又川第一ダム(くろまたがわだいいち)ダムを訪問しました。

訪問日:2022年9月10日

基本情報(ダムデータ)

  • 名称    :黒又川第一ダム(くろまたがわだいいちダム)
  • 所在地   :新潟県 魚沼市
  • 河川名   :信濃川水系 魚野川支流 破間川支川 黒又川
  • 型式    :重力式コンクリートダム
  • ゲート   :ラジアルゲート×2門、リングシールゲート×1門
  • 堤高・堤頂長:91m・276m
  • 総貯水容量 :4,285万㎥
  • 着工/完成年 :1954/1958年
  • 管理者   :J-POWER
  • 目的    :発電

黒又川第一ダムの特徴

黒又川第一ダムは黒又川にある重力式コンクリートダムです。黒又川には黒又川第一ダムと黒又川第二ダムがあり、第一ダムからさらに上流側に第二ダムが存在します。(現在黒又川第二ダムは土砂災害により一般車両は長期間通行止めになっておりアクセスはできません)

アクセス

主要道路からの距離道路の荒れ具合訪問難易度
国道252号から6.2km一部落石アリ★4/5

黒又川第一ダムへのアクセスは国道17号線から魚沼市市街地で国道252号線に入り、福島県只見町方面へ向かうことになります。この国道252号線は新潟県と福島県の県境を越える数少ないルートですが、この地域は豪雪地帯のため県境付近は例年11月から4月まで冬季閉鎖となり福島方面へ車での通り抜けができなくなります。その国道252号線を福島方面へ進み、道の駅いりひろせを通過したところで右折し新潟県道500号線へ入り道なりに進むと黒又川第一ダムに到着します。新潟県道500号線は道中、すれ違いが困難な箇所もあり落石もあるため注意が必要です。

黒又川第一ダムへ通じる新潟県道500号線は例年11月から5月の間、積雪のため冬季閉鎖となりますので訪問される際は交通状況をご確認ください。

訪問レポート

今回夏季の間に訪問しようと思い黒又川第一ダムに向かいました、以前にも訪問しようとしたことがあり、その時は土砂災害により通行止めとなっていたため、今回はリベンジをしに来ました。魚沼市の中心地・小出から入広瀬の集落まで向かう国道252号線は片側1車線でしっかり整備されて快適に運転ができましたが、カーブやトンネルで山岳を超えていく道だと感じながら新潟県道500号線に入ります。県道に入ったとたんに黒又川に沿って淡々と登っていきます。一部落石もありパンクを心配しながら黒又川第一ダムに到着しました。ダム横の駐車スペースには登山客と思われる車が10台ほどの駐車スペースからはみ出るほど駐車してありここから登山に向かう方も多いようです。

ダムの周りは車の数とは対照的に人はおらず、ダム管理所も無人になっているため非常に静かな環境になっていました。

【正面】ダムを真正面から撮影できる場所は少ないが県道500号線で気の隙間から一瞬とらえた。

【堤体 下流側】直線的な重力式ダム。右手には建設時の慰霊碑がある。

【堤体 上流側】

【堤体上から上流側】

ダムカード配布情報

黒又川第一ダムではダムカードを配布している 

※最新の配布状況は公式ホームページから確認してください。

①配布場所:小出電力所(ダムから25km)

 配布時間:9:00~16:30 土日祝年末年始除く

※冬季期間(例年12月~5月)は道路閉鎖のため配布停止

②配布場所:道の駅いりひろせ(ダムから7km)

 配布時間:9:00~17:00 土日祝年末年始含む

※冬季期間(例年12月~5月)は道路閉鎖のため配布停止

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