たどり着けるのは年に数日!?大白川ダムってどんなとこ?

ダム探訪

今回は岐阜県飛騨地方の大白川(おおしらかわ)ダムを訪問した。

訪問日:2022年8月27日

基本情報(ダムデータ)

  • 名称    :大白川ダム(オオシラカワダム)
  • 所在地   :岐阜県大野郡白川村
  • 河川名   :庄川水系 大白川
  • 型式    :ロックフィルダム
  • ゲート   :ラジアルゲート×1門
  • 堤高・堤頂長:95m・390m
  • 総貯水容量 :1,420万㎥
  • 着工/完成年 :1961/1963年
  • 管理者   :J-POWER
  • 目的    :発電

大白川ダムの特徴

大白川ダムは白山国立公園内にあるロックフィルダムです。

標高が非常に高くダム湖がエメラルドブルーに輝いているため非常に幻想的な景色が見られます。

登山客向けのロッジとダム湖を真正面に臨むことができる露天風呂があり普段の温泉では味わえない絶景風呂を楽しむことができる。

アクセス

主要道路からの距離道路の荒れ具合訪問難易度
国道156号から13.6km舗装剥がれあり・落石あり★5/5

大白川ダムへのアクセスは国道156号線から岐阜県道451号線へ入り道なりに進むと到着します。この地域は豪雪地帯のため県道451号線は冬季閉鎖となります。年により開通時期は変わりますが、例年11月~5月の間は閉鎖されます。また、私が訪問した2022年は土砂災害により冬季閉鎖が解除される5.6月から土砂災害からの復旧工事のため通行が禁止されており、この年に解除されたのは8月を中心に数日のみでその後も2022年11月からの冬季閉鎖まで工事により通行止めとなっていました。今後も土砂災害による通行止めが起こる可能性があるので訪問をする際は事前の確認をおすすめします。

岐阜県道451号線はずっと1車線分の道幅しかなくずっと曲がりくねっているため、対向車に注意が必要です。10km以上山道を登っていくため30分ほどかかりました。ダムに隣接するロッジから登山口へつながっているため比較的交通量があります。舗装が剥がれており一部ダート状態の場所もありましたのでパンクに注意が必要です。

【国道156号線から岐阜県道451号線へ入ってすぐの通行止め看板】

訪問レポート

冬季閉鎖と土砂災害による長期通行止めの中、お盆連休を中心に規制開放の情報を得て訪問しました。国道156号線から岐阜県道451号線に入ってすぐに通行止めの看板がありました。解放期間は7.8月の休日のみ、それ以外の10か月以上は通行できないことになっていました。この道は登山される方も使うため夏の休日のみ通行できるようにしたのかと考えられます。

ダムとロッジが見えるまで10km以上くねくねの狭い道を通行するためかなり気を使いながら運転をしました。ロッジには登山客と思われる車が数十台停まっていました。

【堤体】残念ながら堤体上は立ち入り禁止で下流側を臨むことはできない

ダム湖へつながる水路、エメラルドブルーの湖面と薄い雲がかかり幻想的な風景

【ダム隣接のロッジ】シーズン中はこちらで飲食だけでなくダムカードの配布と露天風呂にも入れる。

【露天風呂】ロッジで入湯料を支払えば入ることができる。かけ流しの露天のみのお風呂で目の前にダム湖が広がる絶景露天風呂であった。

ダムカード配布情報

大白川ダムではダムカードを配布している 

※最新の配布状況は公式ホームページから確認してください。

配布場所:白水湖畔ロッジ(隣接)

配布時間:ロッジのオープンしている間

※冬季閉鎖期間があります。また土砂崩れ等の通行規制にも注意が必要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました